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黒鍵のひび

パソコン分解すると機械の独特のにおいが部屋に充満するのがちょっと嫌だ。
スーファミの匂いをもっと鉄っぽくした感じのね。


ディスプレイL2410nmを分解してました。
一日かかってしまったけど、実際に苦戦したのが一番外の枠。
これ組み方が独特で、いや液晶ってみんなこうなのか知らないけど、ぐぐって出なかったら1-1で詰んでました。
まずスタンドのはずし方も忘れていると結構悩む。これは説明書見ればいいけどカバー外してからネジ。
ここからが鬼門で、表の外枠、ピアノブラックのこれを外します。
ロ型の枠で、一口で言えば引っ張れば取れるんだけどこれが固い。
僕の場合、まず下辺(プラ版側)が緩んでいたので引っ張って下両角までをクリア。結構バキバキいいます。
側面が特に固く、「結構ばきばき言うよ」っていうのを信じてぐいっと言ったら嫌な曲がり方。
力任せだと折れますんでお気をつけて。裏側に割れ筋入った・・・( ';ω;)
そこから取り付く島なしでしばし茫然自失。
改めて上辺に食いつくと中央部がちょいゆるい。マイナスドライバを駆使して少しずつ押し開けていく。
しかし今度は両角が全く動かずここでも足踏み。
何度か挑戦してようやく角をクリアすると、ちょうど角の上辺側からドライバ差し込める程度の隙間が。
上手くテコとマイナスドライバで爪を押し付けながらやっぱりボリボリと引き剥がす。
残る一辺もクリアするとようやく枠が外れる。ここまでが超長かった。
きちんと爪を押さえながらやっていけば傷つけず出来ると思います。僕は結果2割れでしたorz まぁ表からは見えないから・・・グスン
この黒枠がケースと液晶を繋ぐ最初で最後の砦ですので、枠が外れた瞬間液晶を落とさないように。
ケースにはスイッチ用の帯ケーブルが通っていますが引き抜くだけで抜けます。ここは挿すときに折らないように。
空けてしまえばあとは普通と思いきやネジを外すだけでは中蓋が開きません。
まずは目に見えるネジを全て取ります。表面だけでなく横方向にもあり、+ネジが多分全部で9個です。それと特殊ネジ2つ。
気づきにくいのが電源プラグのところと、DIV端子の止め具のところ。六角になってるので5mmスパナで回します。
それが全部外れれば構造上は外れるのですが、作業のしやすさを考えると銀テープも剥がしたほうがよさそうです。
銀テープをはがし、その下のバックライト用のケーブルを全て抜きます。
ここまで終えて、外部端子をよけるように銀テープ側にスライドすると蓋が開きます。
内部の構造はかなりさっぱりしていて拍子抜けでしたが、電源ユニットを4隅のネジを抜き、
他と繋がるコネクタ2つを向こうの根から抜いて取り外し完了。
と、取り外したはいいが肝心の電解コンデンサに外見上の異常はない・・・
劣化具合をテストする装置があるらしいがESRとはなんぞや・・・


※機器の分解は全て自己責任です。真似されても僕は補償しかねますのでご了承ください。