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サン・ムーン シナリオ予想

シナリオの予想ってみんなしてるのかと思ったけどぐぐってもあんまり出てこない。
既存情報・既存考察をまとめてそれっぽいシナリオにしてみたい。
まずは重要と思われる要素を抜き出してみる。

ポケモンの生物性

今回、ポケモンを「生物」としてみる向きが非常に強い。
おそらくこれを軸に回っていくのではないだろうかと考えている。
まず、「ポケモン図鑑の生々しさ」。
これまでシンプルな特徴などが主な内容だったが、
今回は狩りの様子、人々との関わりなど、よりポケモンを生き物として見た時の様子が記されている。
目立つのが捕食関係で、ポケモン達が食い食われる生態系の様子がありありと浮かび上がった。
そして「リージョンフォーム」もまたこのテーマにディティールを持たせた要素と言える。
「地域・人との関わりかたでポケモンも変わっていく」というのは些細なメッセージとはとても思えない。
推されている「ポケモンライド」も単に秘伝技削除のためのシステムというよりは、
人とポケモンの密接な関わりを象徴するものだろう。
また、「Zワザ」「きずなへんげ」に共通するのが「人とポケモンとのシンクロ」。
お互いがお互いに影響を与え、目に見える変化を及ぼすというのは上記の要素の縮小版・濃縮版とも言える。
大きな変化にはならなくとも、絆は力に変わるというのはいい落としどころだろう。

それぞれの勢力

今回の勢力は「しまキング・守り神」「スカル団」「エーテル財団」「UB」の4つに分けられる。
シナリオ進行は島の試練、それを阻害するスカル団、それを排除するエーテル財団、地方全体に襲い掛かる災厄としてUBがそれぞれの役割か。


準伝枠のカプ・コケコ他は今作4体いるということで、シナリオには深く関わるはず。
おそらくソルガレオルナアーラの復活のために必要ということで主人公がしまキングらから託される。
ゲットできるのはその際か。厳選きつすぎるのでシナリオクリア後まで後回しにしてほしい。


スカル団リーダー・グズマは過去に試練に失敗しており、それが不良化の原因と思われる。
おそらく実力不足の失敗ではなく事故などで合格取り消しのような事件か。それがククイのせいなのかも。
敵視するのは当然しまキング勢力で、シナリオ進行中のメイン敵ポジション。
グズマ自身はキャプテンを志しながら成し得なかったことから独自のチームを作り上げ「キャプテン」に。
団員はおそらく夢に敗れたものの寄せ集めか。居場所の提供者ということで慕われる。
グラジオについては後述。


エーテル財団は黒幕説も噂されるが、個人的には中立を主張したい。
ポケモンの保護を目的としており、一見物語の本筋(試練とその妨害)とは無関係かのように思える。
せいぜいポケモンをいたぶるスカル団を取り締まる程度か。
しかしここで大きく影響してくるのが「ポケモンの生物性」だ。
自然豊かなアローラで唯一人工島を有するこの財団こそが「ポケモンへの害」となってしまっているのではないだろうか。
人間のおごり高ぶった自然愛への皮肉として、そしてポケモンへ最も大きく影響を与える存在として作品のアンチテーゼとなっている。
おそらくはこの組織がアローラの危機「UB」を招き、物語の本質を担っていく。
幹部はみな外国人(カロス人?)で職員は現地人。図鑑説明の外来種関連とも符合する。
ルザミーネについては後述。


UrtraBeastは今回の災厄枠。
異世界でのポケモン・あるいは人、あるいはその中間。
彼らがクラゲ・蚊・ゴキブリと、害獣をモチーフにしていることには大きな意味があるはず。
彼らは元世界で「ポケモンの保護」を名目に迫害されこちらの世界へ逃れてきたのではないだろうか。
具体的にモチーフと同じような有害性というよりは、強力な力ゆえにといったところだとは思われるが。
ここで絶対に覚えておきたいのが「異世界からの突然の災厄」。これって聞き覚えありますよね。
そう、ORASオリジナルキャラ・ヒガナの危惧していたことです。
異世界エーテル財団がUBを異次元へ追放したがゆえに、この世界のアローラが危機に瀕するのです。
ここは正直間違いないと思ってます。今回の予想もここが始まりでした。
UBは現在の3種以外にもたくさんいるとのことなので、ラスボスはUBラストナンバーでそれをソルルナが倒す流れか。
リーリエについては後述。

リーリエ・グラジオルザミーネ

ここは3兄弟で間違いないでしょう。金髪碧眼、顔つきも似ている。
そしてUBと深く関わっている。
カロス出身でフラダリとは近くはないが血縁がありそう。
ルザミーネもしくは親が財団を立ち上げ、それについてきた下2人は財団から逃れて今の場所にいるといったところか。
リーリエはジガルデ回収のためにスパイ活動中の可能性もある。
グラジオについては間違いなく脱走。
財団ではおそらくUB対策としてヌルを製造。そのポケモンの力を引き出す力が高かったグラジオをパートナーに。
ヌルの元は守り神で、おそらく4つの島の1つには守り神がいない状態。今回はカプ3体+ヌルで準伝4体ですね。
改造されたヌルとシンクロしてしまったグラジオは自らもその拘束具の痛みを受ける。決して中二ではない。
実験漬けの毎日から逃げ出したところをグズマに拾われ用心棒に、という流れ。財団はその穴を主人公に埋めさせようとするのかも。
この3兄弟はポケモンとの共鳴能力が高く、リーリエ・ルザミーネはUBと共鳴しあっている。
なんにせよ、対UB戦に大きな力となることを見込まれ財団が確保した人材だろう。

シナリオ

これらをまとめるとこんな感じ。
結構自信あります。


一見平和なアローラにも外来種や観光客による自然破壊などでポケモンの生態系が脅かされつつあった。
それを救うべく立ち上がったエーテル財団は研究の過程で異世界の神「アルセウス」とUBの存在を知る。
いずれ来る災厄に対しアローラ特有の共鳴による撃退を考案、適合者ルザミーネ兄弟を確保。
ルザミーネは才覚により(あるいはそもそもの発案者として)トップに立ち、下2人にも適合者としての訓練・実験をさせる。
幼かったリーリエは期せずしてククイ博士に保護され実験からは早期に解放されたが
グラジオはそのまま実験を受け続け、UB対策ポケモンタイプ:ヌルとペアリング。実験の苦痛と拘束具から闇を抱える。
グズマは島の試練に挑戦中、仲間だったククイ博士に裏切りを受け落第、スカル団を立ち上げる。
ククイはリーリエ・UB関連の事故によることで不可抗力であったとは言え負い目を感じている。
その後ヌルの暴走・UBの襲撃などの隙を見てグラジオは脱走、スカル団に迎えられる。
グラジオ奪還に奔走するもその甲斐なくUB対策が不十分になったところ、主人公がハラに認められる。
順調に試練をこなしていく主人公(強い共鳴能力を持っている証拠)をUB対策に使おうと財団はアプローチするが
事態が進展する毎にUBを呼び寄せていたのが当人達であることに主人公とともに気づき始める。
UBは自分達を迫害した人間・ポケモンへの敵意に満ちており、基本的に和解不能
最終的に人間の力だけではどうしようもなくなり、ソルガレオルナアーラの封印を解くためしまキングたちから守り神の力を授かる。
太陽と月の恵みの力、ジガルデの秩序によりアローラ・地球・宇宙・時空が満たされ
秩序により時空の歪みが解消したことでUBが異世界へ侵攻することもなくなり、
宇宙が恵みに満ちたことで人間がUBを迫害する理由もなくなり、円満解決。
UBとの和解に一役買うのがリーリエとUB01。