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にらどんは一杯500円。尚、出前は承っておりません。ご了承下さい。

【枷リリス feat.魔轟神】

モンスター(28)
-最上級(2)
 フェニキシアン・クラスター・アマリリス2
-上級(3)
 魔轟神ソルキウス、霊魂の護送船、ドラゴン・アイス
-下級(23)
 ローンファイア・ブロッサム3、スポーア、ダンディ・ライオン、
 ボタニティ・ガール、プチトマボー3、
 魔轟神クシャノ2、魔轟神グリムロ2、魔轟神獣ケルベラル、魔轟神獣キャシー、
 魔界発現世行きデスガイド3、ネクロ・ガードナー2、ボルト・ヘッジホッグ2、レベル・スティーラー
魔法(12)
 死者蘇生、おろかな埋葬、手札抹殺、ワン・フォー・ワン、
 魔力の枷3、星邪の神喰3、禁止令2


エクストラ(S9/X6)
 フォーミュラ・シンクロン、魔轟神レイジオン、幻層の守護者アルマデス、獣神ヴァルカン、
 月華竜 ブラック・ローズ、閃こう竜 スターダスト、煉獄龍 オーガ・ドラグーン、魔王龍 ベエルゼ、氷結界の龍 トリシューラ
 虚空海竜リヴァイエール、機装天使エンジネル、セイクリッド・プレアデス、
 No.61 ヴォルカザウルス、セイクリッド・トレミスM7、迅雷の騎士ガイアドラグーン

完成度は高いと思ってたけど環境逆風すぎて戦えそうにないのでレシピ紹介。
まずアマリリスのバーンが弱い。遅いからなんの圧力もかけられない。これを軸とした構築は通常難しい。
そこでライフアドバンテージをカードアドバンテージに変換できる《魔力の枷》と組み合わせることを考えた。
しかし当時はアマリリスの蘇生ルーチンを維持するために自分も枷に縛られ続けなければならず、相手のビート速度を超える防御力は得られなかった。
その後登場したのが《星邪の神喰》。アマリリスとの相性は言うまでもなく最高だったのだが、これが枷の抜け道としてもドンピシャだった。
場に神喰があればアマリリスのルーチンに手札を使う必要が一切なく、属性の縛りについても植物であれば苦もなくクリアできる。


さてこれでたった3枚で完結するデッキが組みあがるわけだが、この時点ではまだ多くの問題を抱えている。
神喰が永続魔法であり、同名OPTの制約を持つため、遅い上に被ると腐る。
同じく永続の枷もサーチできず、逆に発動が早すぎるとアマリリスを墓地へ送れず手が止まる。
永続魔法に依存したデッキ特有の問題が一切解決していないのだ。


この点を同時に解消してくれるのが《魔轟神ソルキウス》。墓地発動でなんでも手札を捨てられる。
枷に阻まれず、腐った神喰アマリリスも処理できる上に、ライフを守る壁あるいは削るアタッカーとして通用する。
大味ではあるもののアド損も1枚に抑えられるならこれ以上文句も言えない。ということで魔轟神を組み込むことになる。
まずはソルキウスをスムーズに墓地へ送るためのクシャノ、それをリクルートするガイド。
クシャノが場に出やすいのでグリムロでソルキを呼び込めるようにし、ソルキの準備はすぐに整うようになった。
出したソルキウスをその後どうするかが次の課題となる。


S素材として見るとレベル6、植物にはチューナーが多く、レベル7・8へ繋げる事は難しくない。
ここでアドバンテージを意識して選出するとプチトマボーが候補に挙がる。
墓地肥やし・デッキ圧縮はもちろん、ライフアドを意識するこのデッキでは壁としても優秀で、闇チューナーであるため決闘竜も出せる。
相性的にはオガドラを優先したいが、手札1枚を即時処理できない場合もあるので安易なS召喚は危険。
安定は処理に手間がかかるベエルゼ。場を守るならスタダだがこちらは環境次第で通常スタダを優先してもいい。


X素材として考えると枷と相性がよくアド回復も狙えるトレミスが真っ先に浮かぶが他のレベル6がいない。
クシャノの使い道として用意したレイジオンとのエクシーズを狙ってスティーラーも突っ込む。
ここで「ランク5軸魔力の枷」という構想が見えてくる。
プレアデスのバウンスで下級を戻しても枷での拘束力が増し、
ヴォルカで焼きガイドラで貫通するという大幅なライフアドにも具体的な意味が生まれる。
相性のいいレベル5を突っ込むことで対応力を上げながら回転率にも貢献させる。


ここまでメインデッキには何の工夫もなく、枷だけを意識していたが、実は既に神喰のケアは完了している。
植物族には光属性がおらず、魔轟神とのアクセスに制限がない。この2グループが共存することにより神喰のポテンシャルを最大限引き出せる。
もちろん植物内でも無理なく流れを作ることが出来、アマリリスが枯れることはない。
更には相手ターンにトリガーとなるネクガを採用し防御能力も向上。
混成デッキというステージこそ、神喰をもっとも有効に使える場所なのだ。


このデッキの弱点として真っ先に上がるのがサイクロン。その他神喰を割ってくるのが辛い。
一応そのタゲ取りの意味を枷に担わせている部分もあるが、やはりきつい。
使い減りしないサイクロンメタとは何か。禁止令である。
先攻ソリティアかます場合もあるのでヴェーラー止められる禁止令はなかなか悪くない。
普通に相手のキーカードを止めて返しにくくする使い方もできる上にプレアデスで使いまわしも利く。これもシナジーを考慮したチョイス。
全体除去のブラロもかなり辛い。トリシュ並にしんどい。ビュートは手札0でアド負けしやすいのであまり問題なし。
あとはオピオンとかミドラとかダクロとかが普通に刺さる。植物である時点で勝ち越すのは無理なんだけども。
ここら辺のエクストラはもうドラゴンアイスとキャシーに丸投げ。諦めとも言う。
ベエルゼとかワイアームとか阻害せず場持ちがひたすらいい系は無視できるからそこはビートバーンの強みかな。


見直すと手札抹殺とエクストラが微妙な感じするけど他に入れるカードないんだよなぁ。
エクストラは改めて数えてみたらスクドラが全然入らなくて参った。アルカードとかライブラとか2枚目レイジとかもありなんだけど。
オガドラ抜いてスクドラはあるかな。
エンジネルは硬さ重視だけど本当はゼンマイン入れたいんだよね。アド重要。コンボイの餌になるけど。
3積みとピン挿しで構築にもメリハリついてて、循環しながらまとまりもある、いいデッキになったと思います。