グランブル | ドンカラス | グライオン | ギルガルド | ガオガエン | ドヒドイデ | |
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選出数 | 10 | 16 | 14 | 7 | 24 | 18 |
先発数 | 7 | 10 | 2 | 0 | 10 | 0 |
勝数 | 5 | 9 | 7 | 4 | 15 | 11 |
勝率 | 0.500 | 0.563 | 0.500 | 0.571 | 0.625 | 0.611 |
パーティ概要
とにかく悪タイプが多い今大会、重要なのは悪タイプの選択ではなく、悪タイプをどういなすかでした。
また、禁止伝説かつトップメタのマーシャドー、ダークライへの対策もパーティ単位で必要でした。
ということで、いかにトップを狩っていくかが肝になる。
火力を押し付けたい。意表をついて押し切りたい。
それができるのは・・・
火力特化の孤高のフェアリー、グランブル!
刺さりが尋常じゃない環境の申し子、ドンカラス!
そしてそれを支えるのは優秀な引き先となるサイクルの悪鬼羅刹・・・
落とせるものはほぼいない無限の砦、グライオン!
最強と最硬を併せ持つ矛盾の体現者、ギルガルド!
タイプ特性種族値のかみ合った第7世代最後の風雲児、ガオガエン!
3種の回復ソースを備えたゾンビオブゾンビ、ドヒドイデ!
彼らならきっとこの変則ルールを勝ち残ってくれる・・・はずだ!
パーティメンバー紹介
グランブル/♀/NN:グー・シー inラブラブボール
特性:いかく
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりハチマキ
努力値:h252-a252-s4
実数値:H197-A189-B95-C*-D80-S66
調整先:HA:全振り、同速ガラガラ意識のS4振り
じゃれつく がんせきふうじ じしん インファイト
今回のチャレンジ枠。せっかくの変則ルール、活躍できるマイナーを発掘するのが楽しい。
しかしまぁ、失敗でしたね・・・
耐久が思ったより低かった。多分これBDに振った方が硬いやつ?H164〜172-BD4〜84のが数値は上だったか。
初戦にウルガモスの炎の舞で6割ぐらい持ってかれた時点で「あっ・・・」ってなった。あー最硬振りしてても50%〜だわ。
そこから中々信用しきれず、選出率・勝率に繋がらなかった。威嚇ループで活用するという点では活躍しましたがであればワルビアルも選択肢だった。
サザンドラのドクZ採用がまずないという点からも悪に後出しから圧力をかけるつもりだったんですが
なんと初戦初手対面でそれが実現して引いてるんですよ僕。実際持ってなかったのに。考察・構築とは・・・
もっと事前にダメージ計算しておければ配分も仮想敵も運用も詰めておけたんですけどね・・・
弱くはなかったはずなんですが使いこなせませんでしたね。
NNは「犬の妖精:クー・シー」に「イニシャル:G」を合わせました。
ゲットに2日かかったのはこの子のオシャボです。1%きつすぎない。
5%のミルタンクがついでに揃ったけど夢がいないから7世代産じゃないとレアリティないんだよね。
ドンカラス/♂/NN:フェドーラ inムーンボール
特性:ふみん
性格:ようき
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:a252-d4-s252
実数値:H175-A177-B72-C112-D73-S135
調整先:AS:全振り、最速130族抜き抜き
ブレイブバード つじぎり ばかぢから おいうち
更にチャレンジ枠。メタ枠として非常に優秀だったために採用。
ふみんかつ飛行タイプかつ悪タイプということで、非常に多くのポケモンに刺さるポケモン。
先発率の高さがそれを物語っていますね。
具体的にはマーシャドー・ダークライ・ゲンガー・マニューラ・ペンドラー・ウルガモス・キテルグマ・ゴロンダ・キリキザン・マシェード辺り。
多いな。
いや悪タイプが本当に優秀で、悪・ゴースト半減しながら紙耐久組みに上から抜群とりまくれるのでかなり有利なんです。
その分技範囲が難しくて、このチョイスもどうだったんだろうという感じ。ふいうち熱風こご風も入れたかった。
結局は辻斬りが一番いらなかったかなぁ。
実はデンジュモクも見させるつもりだったんですが、デンジュモクってあんなに種族値高かったんですね。
Z催眠されたら抜けないわ耐久そこそこあって馬鹿力で飛ばないわでまるで対策になっていなかった。ここが今回最大の誤算。
選出率は高く、縛り性能もなかなかだったんですが、こちらも繰り出し性能が思ったより高くなく具体的な活躍シーンはほぼなかったですね。
1度だけ5体を縛りに選出して初手ウルガモス落としてからマニューラ見て引いたら相手が降参してきたのがありました。
これが詰めになるというよりはこれで流れを作って他で詰める感じ。思ってた運用と違う・・・
こちらもこだわりで圧力をかける担当だったことから残りのメンバーを引き先として用意しました。
NNは「帽子の形:fedora」から。シンプル。
遺伝技忘れて産みなおしたのはこの子です。前のヤミカラスを親に転用したらブレバ覚えてなかった。
グライオン/♀/NN:シャウラ inネットボール
特性:ポイズンヒール
性格:しんちょう
持ち物:どくどくだま
努力値:h228-d244-s36
実数値:H179-A115-B145-C*-D138-S120
調整先:H:8n+3, D:残り, S:無振り100族同速、4振りサザンドラ抜き、無振りミミッキュ抜き
じしん まもる みがわり ちょうはつ
ここからサイクル担当。安定枠かつ今回の大成功枠。
電気の一貫を切りながら物理全般に強く出ることが出来、さらに特殊の相手まで見ようという欲張りさん。
実際特殊にはそこまで強気に出さなかったものの、ウルガモスとやりあうなど安定した動きを見せる。
しかしそれよりもなによりも、微妙なS振りと挑発がマジでめちゃくちゃ強かった。
対グライオンをグライオンでやる、毒をもって毒を制す作戦が見事にはまった。ミラー想定のグライオンには当たらず単騎性能では全勝でした。
さらにはS無振りのウォッシュロトムにもドロポンのPP管理してサイクル勝ちに持ち込む活躍も見せ、今回MVP候補。
出せば必ず活躍してくれたものの、不利サイクルを任せることも多く勝率には結びつかなかった感がある。
今大会ではおそらくトップクラスのポケモン、配分だったと思っています。
こっそりと催眠対策もかねていたんですがダークライには冷凍B、デンジュモクにはめざ氷で抜かれるため対策としては微妙でした。
実際デンジュモクに対して選出できずに負けてますね。この配分だと最高乱数でちょうど落ちる。ダークライには勝ててたけど。
NNは「さそり座を構成し、針を意味するλ星:シャウラ」から。グライオンを釣り上げるための針としての役割から。
6世代ひかおまセットに親がいて産みなおしたのはこの子です。今回かなり育成難航してますね・・・
ギルガルド/♂/NN:ルガル inゴージャスボール
特性:バトルスイッチ
性格:れいせい
持ち物:ゴーストZ
努力値:h252-c252-d4
実数値:H167-A70-B170-C112-D171-S58 (SF)
実数値:H167-A170-B70-C222-D71-S58 (BF)
調整先:HC:全振り, S:最遅
シャドーボール めざめるパワー(氷) キングシールド かげうち
一般的なギルガルド。
タイプ相性からのみの採用だったのですが、おかげで選出タイミングが見出せず腐らせがちに。
初戦で選出するもウルガモスに全抜きされたためにその後選出しづらくなり、13戦目でようやく再選出。
そこで活躍してくれたおかげでその後はそれなりに候補にはあがりつつも最終的に選出数最下位。
なんとなく不憫枠でした。環境にはそこそこ多かったものの苦戦は全くしませんでしたね。
レート帯が上がると全く使われてないし(1550〜1690)。やはり悪タイプがきつかったのだろうか。
唯一のZ枠でもあり、耐久との兼ね合いで毎回活躍してくれました。
食べ残しを持たせるか悩んでいたんですが、瞬間火力がどうしても欲しかったためのZがきちんと働いてくれたのでよかったです。
NNは「冥府の王:ルガル」から。あの、ギルガルドってめちゃくちゃ凝ってる名前なんですよ。
ギルガメッシュ+ルガル+斬る+ガードとかいうのこのルガルに気付いてる人おらんちゃうみたいな。
ちなみにオシャボが被って産みなおしたのはこの子です。ムンボ採用個体もいるので別構成で育てられるよ^^
ガオガエン/♂/NN:フシケブリ inモンスターボール
特性:いかく
性格:いじっぱり
持ち物:とつげきチョッキ
努力値:h244-a252-s12
実数値:H201-A183-B110-C*-D110-S82
調整先:HA:全振り, S:4降り同速抜き
フレアドライブ はたきおとす じしん とんぼがえり
一般的なチョッキガオガエン。こちらもタイプ相性からだったんですがやはり強い。
悪も炎も強い上に威嚇とチョッキで実質奇石持ち。どこに出しても硬いので信頼感がとてつもなかった。
とにかく持ち物が強いので叩きでサイクル有利に持ち込めるのは強かった。
技範囲で圧力をかけ、とんぼで対面有利を作りに行くこのパーティの要。といいつつ実際はたきマシーンにしかなってなかった。
まぁ強さや信頼感は選出率に如実に現れているので特に言うことはないかな。
思ったよりガオガエンミラーがなくてS振りが腐ったぐらい。
NNは「臥煙の訓読み:臥し煙」から。夢親をGTSで漁ったのはこの子です。
ドヒドイデ/♂/NN:DEED inフレンドボール
特性:さいせいりょく
性格:ずぶとい
持ち物:くろいヘドロ
努力値:h252-b252-d4
実数値:H157-A61-B224-C73-D163-S55
調整先:HB:全振り
ねっとう どくどく じこさいせい くろいきり
一般的なドヒドイデ。マーシャドーを後出しから受けに行くための枠。
とにかくマーシャドーをメタらないと生き残れないとの判断からグライオンに続いて2体目の受け先。
これは正しかったと思います。おかげで選出の柔軟性が出て選出負けを減らせた感じ。
同じく凶悪な物理アタッカーミミッキュを止めるためにも奮闘。
1度剣舞シャドクロ急所から立て直したところへの無限闇夜急所で飛んだ以外は全部勝ちました。どっちか無ければ落ちてないか黒い霧間に合ってた。
物理アタッカー全般に加え、ウルガモス・ドヒドイデも任せられるので受け範囲は広め。
サイキネ搭載ガモスが思いのほか多く実は苦戦を強いられてもいたのですが。あとさざめきD↓マジでやめて。
こちらもミラーで負けない構築を意識してました。実際負けては無いんですが、
仕掛けに乏しいのはこちらも同じということでパーティ全体で対ドヒドイデには勝率0%。一方的に強いポケモンがいなかったのが痛かった。
仕事はこなしながらも、被弾が多かったりTODに持ち込んだりと苦しい局面を任せることが多かった子。
以前も使用したということで信頼度は常に高かったですね。
NNは「ドイデの逆読み:デイド」「デイド:deed」「偉業:deed」です。シナリオで使った子から逆読みが伝統になってます。
今考えると、以前育成した個体で流用できていたのでは・・・?
あっ・・・構成完全に一緒だ・・・
お、オシャボが被らないようにしただけだし・・・知ってたから・・・