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今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉
これ書いとけば応募できるんかな。よし。当たりますように。


子供のころ欲しかったもの、真剣に考えてみたところ、
「文章力」ではないかと思われます。
学校では読書、遠足、運動会などなど、ことあるごとに作文を書かされますが。
毎回その時間が苦痛で苦痛でしょうがなく、時間いっぱい頭を抱え、最後まで居残りさせられ、
最後には友達に書いてもらったり、事実を羅列した報告書のようなものを書いたり、
こんなことは無意味であるという意見文を書いたりしてやりすごしていました。
ゲンコウヨウシとは漢字で「現行様死」と書くものだという僕の自論は世界に遍く知れ渡るべきと言えるでしょう。
教科書から先生から親から友達から、「作文の書き方」なるものを教わっても一向に書けるようになりません。
本を読むだの、思ったことをそのまま書くだの、作文メモだの、主題をはっきりさせるだの、何度同じ「書き方」を聞かされたことか。
今になって思い返せば、文章がかけなかったのではなく、何事にも無感動だっただけなのかとも思います。
クラスメイトの作文を読んで「それらしいことが書いてある」とは思っても「自分もこう思った」とは思わなかったり、
「それらしいこと」を書けばいいと抜け道を教わっても「それらしいこと」がなんなのか分からなかったり。
自分が何を考えているのかわかっていなかったというか。皆がそれをどう考えているかわかっていなかったというか。
僕に必要だったのは「書き方」ではなく「思い方」だったんですね。
というのに気がついたときにはもう書かされることはなくなっていたのですが。
そのきっかけになったのがやはりこの日記。
これをつけ始めてからようやく自己という認識を持つに至り、自分が何を考えているのか何を伝えたいのかわかるようになってきました。
今では考えを整理するために文章化するなど、文章表現への積極的な活動・欲求を持つようにもなりました。
まぁ、好きだからと言って上手くなるわけではないのですが。


テーマが子供のころと限定されていたので、「大人になった今は欲しくないもの」と絞って考えた結果がこれでした。
いややっぱり欲しいですよね、うっかりラノベ一本当ててアニメ化できればインゼーセーカツですよぐへへ。